三浦半島・葉山から「世界」へ

こんにちは。ハンカチーフ・ブックス編集長の長沼敬憲です。

時代はめまぐるしく変化し、
メディア環境もインターネット中心に地球をかけめぐる状況になりました。
コミュニケーションのあり方は大きく変わりつつありますが、
ハンカチーフ・ブックスが伝えていきたいのは、
どの時代、どの国や地域でも変わらない、とてもベーシックなこと。

この地球で繁栄してきたヒトという生き物は、
共通の身体(カラダ)を持ち、身体を通して生命(いのち)を育み、
さまざまな文化を創造してきました。

多種多様に分かれた文化は、時として争いの要因になりましたが、
本来、根底にある身体と生命に差異はありません。

身体と生命こそ、この世界とつながるための最大の拠りどころ、
異文化コミュニケーションの土台でもあります。

医療、健康、食、生命科学、人類学、民俗学、哲学、ボディーワーク……。
様々な分野の専門家に取材し、本づくりを進めていくなかで、
身体のウチとソトの深いつながりに気づき、
生命・身体・社会をひっくるめた世界そのものに視野が広がるようになりました。

2013年には、ハワイの大自然に魅せられたことをきっかけに
東京脱出を決意し、三浦半島の葉山に移住。
そして2015年、ハンカチーフ・ブックスを創刊、以来、10冊以上の本を世に送り出してきました。

 

セルフメンテナンスへの展開

ヒトはアタマ(脳)で考え、ハラ(腸)で感じながらこの世界と向き合ってきた、
ちょっと変わった生き物です。

思考回路である脳=アタマによって生み出される世界は、
あくまでバーチャル。マトリックスの世界。
一方、身体の中心にあるハラは、行為(動作)の起点であり、生命の源。
そこに生物的なリアリズム、実体としての生きる力が存在します。

コミュニケーション力を高め、世界に調和をもたらすため、
バラバラだったアタマとハラを統合し、
生物としての「感じる力」を磨いていきませんか?

さまざまな分野に学び、体験し、
こうした感覚を取り戻していく過程で実感するようになったのは、
心身の基礎となる《食》の大切さ。
そして、みずからが暮らす《場》の影響の大きさでした。

2018年、これまでの取材活動の集大成となる『フードジャーニー』を、
5年の歳月をかけて脱稿。
同書で描いたヒトという生き物の営みの全体像(世界観)に対応する形で、
日常の食事・ストレスケアの実践についてまとめあげ、
こちらは『ゆるむ!最強のセルフメンテナンス』の刊行、
そして、NPO法人日本セルフメンテナンス協会の設立へとつながっていきました。

哲学(世界観)とセルフメンテナンス。

ライフワークとなる活動の両輪が、ここに整うことになりました。
本をつくることを土台の一つにしつつ、
いま、活動する領域は「出版」というジャンルを大きく飛び越えようとしています。

 

「生体コミュニケーション論」への誘い

ヒトは食べるために旅をし、世界に散らばっていく過程で、
さまざまな歴史や文化を生み出してきました。

ミクロからマクロまで、この世界はひとつにつながっており、
古今東西、あらゆる学問は、
その橋渡しをする入り口として機能しています。

すべてはつながっていることを知るための断面として、
世界はさまざまな専門分野を生み出し、知の探求を続けてきました。

バラバラになった世界から「つながり」を取り戻すこと。

細胞、器官、身体、社会、地域、国家、地球……。

その境界はすべて《膜》で覆われ、あらゆるものが出入りし、
時にぶつかり合いながら「快」と「不快」を繰り返し、
たえずコミュニケーションという名の生命活動を続けています。

「科学的に正しいこと」
「暗黙知として成り立ちうるもの」
「個人が体験したこと」

この3つを統合することで生まれる、
「おおよそこうだろう」という《蓋然性》を大事にしてこの世界を認識し、
体験したことを知恵(身体知)へと変えていく。。。

そのために必要な《場》《情報》を共有していくことが、
僕自身のミッションであり、ヒトという生き物が変容するキーであると感じています。


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